【静岡】サンワNETS（水谷欣志社長、袋井市）は8日、この時期の恒例となっている「安全運転講習会」を開催。 約150人が参加した。
　開会のあいさつで水谷社長は、「事故削減50％を目標に取り組んでいる。色々な対策を講じながら、皆さ んも「絶対に事故を起こさない」という、強い意思を持って安全運転に努めてもらいたい」と訓示。また、ドライブレコーダーの重要性や、社内の安全に関する組織編成についても説明。特に組織編成については7月から「安全管理部」を新設。これまでの運輸本部を中心とした「運輸安全マネジメント」、事故対策を担ってきた安全委員会を統合する形に。更なる事故件数の削減、再発防止への周知徹底と教育・訓練の強化を組織的に推 進。高橋博常務執行役員を筆頭に、事故防止への取り組みを加速させる。
　安全担当からは、今期の事故の推移を説明。所属や年齢、曜日、時間帯など、あらゆる角度から事故を分析報告。独自で製作した事故防止ステッカーを配布し、社内で展開していることを改めて周知。事故防止に向けて、全社一体となって取り組むことを確認した。
　講習会では、同社で3回目の講演となる、日本交通事故鑑識研究所の長森紀紘氏が登壇。「追突事故の実態を知る」をテーマに、追突事故の原因や対処法などを説明した。
　最後に参加者全員で安全確認の指差呼称を行い、安全講習会を締めくくった。