【静岡】サンワNETS（水谷欣志社長、静岡県袋井市）は１２日、安全委員会（古橋武委員長）主催で本社近隣の営業所ドライバーを対象とした安全研修会を開いた。併せて、２０１８年に導入した運転操作検査器による一般運転適性診断も行った。
　可搬型の運転操作検査器で単純反応、選択反応、ハンドル操作、注意配分・複数作業の各項目を検査し、身体機能と判断能力を数値化。中部交通共済協同組合（鈴木基浩理事長）所有の適性診断車も配置し、事故惹起者や倉庫での業務にあたる外国人就労者にも診断を受けさせた。
　構内事故など軽微な事故を防止するため、今回は中交協担当者による個人カウンセリングも実施した。
　講習では、古橋委員長が事故映像を交えながら、事故概要や発生原因を説明。各営業所の事故状況も報告した。
　また、中交協浜松事務所の徳永雄治氏が最近の県内での事故特性を解説した。