物流ニッポン(2020年01月28日)軽微事故も撲滅へ | 株式会社サンワNETS
2020年1月29日
サンワNETS(水谷欣志社長、静岡県袋井市)は18日、安全委員会(古橋武委員長)主催で、安全講習会を開いた。本社近隣営業所やグループ会社のドライバーが参加。古橋委員長と中部交通共済協同組合(鈴木基浩理事長)による講習や、適性診断車を使った一般運転適性診断で事故件数減を目指した。
水谷社長が「事故は昨年に比べ3割ほど減ったが、まだまだ多い。同じような事故が起きている。今日の講習会でどのような事故が起きているか知ってもらい、事故防止に努めてもらいたい」と呼び掛けた。
古橋氏が、2019年4月から20年1月までと、前の年の同時期の事故発生状況を比較。接触、物損、人身など事故の種類別件数や月別、時間別、営業所別といった状況を分析した。フォークリフトによる事故状況も公表。構内バック事故や確認不足による事故が多発している状況を指摘し、注意を促した。
また、ドライブレコーダーの記録による交通事故の映像を見て、「どのようにすべきだったか」を参加者が検証。前方不注視による事故が多いことも指摘した。中交協事故防止推進委員の得永雄治氏は構内バック事故の発生状況と防止策を説いた。