中部経済新聞(2020年04月1日)運転手、作業員の制服刷新・設立50周年機に | 株式会社サンワNETS
2020年4月3日
運送事業を手掛けるサンワNETS(本社袋井市堀越350の1、水谷欣志社長、電話0538・43・3050)は、ドライバーらが着用する制服を刷新した。今年7月の設立50年の記念事業の一環。高い機能性を持たせて働きやすくしたほか、意匠性を高め、同社のイメージ向上につなげる。
新制服として、半袖と長袖のポロシャツ、夏季用のベスト、防寒用の上着をつくった。細身タイプのズボンも採用。紺色を基調に、明るい青色も取り入れた。設立50周年の記念ロゴも付けている。
新制服は高い機能性が特長だ。ズボンは伸縮性があり、作業の動きを妨げないようにした。蛍光材を取り付け、夜間の作業の安全性も確保した。また、夏季用ベストを用意したことで体温調整をしやすくした。
新制服は、ドライバーに加え、倉庫で作業を行う担当者ら約600人に配布した。
水谷社長は「社内に委員会を立ち上げ、デザイン案などを練ってきた。若い従業員にも受け入れられる見た目にして、多くの従業員が働きやすい環境づくりにつなげる」と話している。
また、同社では、設立50年記念事業として記念誌も制作し、取引先や社員らに配布した。「直向(ひたむき)」というメッセージとともに地道に事業を拡大してきた50年の歴史を写真とともに紹介している。
サンワNETSは1970年7月の設立。現在は運送事業に加え、倉庫事業や梱包事業などを幅広く手掛けている。2020年3月期のグループ全体の売上高見込みは前期比3%増の107億円。従業員は約980人。