物流Weekly(2010/04/26) サンワNETS創立40周年記念式典・祝賀会開く 400人が節目を祝う | 株式会社サンワNETS
2010年4月26日
サンワNETS(水谷欣志社長、静岡県袋井市)は17日、創立40周年記念式典と祝賀会を開催。社員とOBら約400人が出席し、会社の節目を祝った。
同社は1970年に、当時レンガ工場を経営していた山崎久隆社長(現会長)が「山崎運送」の社名で、社員12人・トラック10台で発足。75年には初の自社倉庫を開設した。90年に現社名に変更し、その後、食品関連を扱う小牧物流センター、自動車部品を扱う湖西物流センターなどを相次いで開設。06年には同社最大規模の国本物流センターをオープンさせた。07年に山崎氏が会長に退き、水谷氏が社長に就任した。
式典で山崎会長は40年間を振り返り、「これまで紆余曲折があったが、多くの方々に支えられてこの日を迎えることができた。この日を出発点に会社が総力を結集し、新たな40年を創り上げてほしい」と述べた。
水谷氏はあいさつで今後、同社が業績を拡大していくためのテーマに「アジア地域の高成長へのかかわり」と「物流の効率化による、二酸化炭素排出量を切り口とした新たな提案」を挙げた。そのうえで「業務範囲が多岐に渡っているにもかかわらず、現状では社員同士が持っている知識やノウハウを完全に共有しきれていない。今後はノウハウをシステム化、汎用化することで新たな提案に結び付けたい」と述べた。
続いて社員表彰が行われ、永年勤続で11人、功労者表彰で2人が受賞。水谷氏と山崎氏から賞状と記念品が贈られた。
この後、芸能レポーターの梨元勝氏が「あなたも行動派人間になれる」をテーマに記念講演。雑誌記者からリポーターになった理由や突撃取材の裏話を明かした。