物流ウィークリー(2019年12月16日)10回目を迎えたリフト講習会 | 株式会社サンワNETS
2019年12月17日
【静岡】サンワネッツ(水谷欣志社長、袋井市)は11月30日、本社施設内でフォークリフト講習会を開催。各地から集まった32人が実技などに臨んだ。
冒頭であいさつを述べた水谷社長は10回目を数えた同講習会について、これまでの経緯に触れた上で事故防止へ向けた思いに言及。事故件数は「減少傾向にある」と昨今の動きを歓迎したが、一方で「同じような事故が起こっている」とも指摘して、さらなる意識の向上を求め、充実の様相を呈している今大会に対しては「年々いい形になってきている」と評価して、今度の一層の発展に期待を寄せた。
その後、同社の神林宏之安全推進室長が「指差呼称」の指導を行い、「事故の多くは確認不足から起こる」との前置きから「一説によると間違いやミスが6分の1にまで低下すると言われている」という指差呼称の効果をあげて、その意義を強調。「右よし!左よし!」との気合のこもった掛け声に合わせては、参加者らが一連の動作を全員で行い、室長は「指差呼称、みんなでやれば恥ずかしくない」「指差呼称、毎日やれば癖になる」との言葉も贈って、その浸透に期待を寄せた。
今回からカウンター型に加えてリーチ型のリフトも導入された本番では、参加者らが真摯な姿勢で講習に集中。採点も行われ、結果は次の通りとなった。
最優秀賞=川島直子氏(本店営業所)▽優秀賞=河本渉氏(島田営業所)、相葉行男氏(サンワネッツ埼玉)▽特別賞=宇津山真希氏(木原営業所)、一ノ澤樹里氏(伊藤忠小牧DP)