物流ニッポン(2010/11/11) 入出庫管理システム開発 全データ、簡単に一元管理 | 株式会社サンワNETS
2010年11月11日
サンワNETS(水谷欣志社長、静岡県袋井市)は5日、名古屋市国際展示場で開催された「しんきんビジネスフェア2001」に、情報技術(IT)関連企業と共同開発した入出庫管理システムを出展した。
同社が出展したのは、ロジック(可知匡彦社長、浜松市中区)と共同開発した入出庫管理システム「KIOSK」。入出庫、在庫、オーダーなどの管理をサーバー起点にインターネットで行う「クラウドコンピューティング型」システムで、すべてのデータを簡単に一元管理できる。
販売価格は基本システムが1クライアント当たり50万円(税別)。レンタル価格は1ヶ月2万円(同)と低コストも特徴で、とくに出荷先が多い通販事業者などに向いている。
サンワNETS生産部の須山清司氏は「顧客に合わせてサブシステムを構築するので、要望どおりにカスタマイズできる。納品書や送り状など各種書類の出力も自在で、各路線(特積)会社の伝票にも対応している」と説明した。
会場のブースでは、水谷社長が先頭に立ってKIOSKを来場者にPRした。水谷氏は「システム会社が単独でつくったものは使いにくいこともあるが、KIOSKには運送会社としてのノウハウを注ぎ込んだ。現場の意見を十分に反映させたので使いやすいはず」と強調した。