サンワNETS（水谷欣志社長、静岡県袋井市）は、同社で国内３カ所目となる冷凍・冷蔵倉庫を浜松市内に開設し、１日から稼働させた。
　これまで同社の食品物流では、冷凍、冷蔵、常温、常温の各倉庫を持つ川崎物流センター（川崎市川崎区）と小牧物流センター（愛知県小牧市）を拠点に、関東と中京圏の２大消費地で取り組んできた。
　今回、国内で３カ所目となる浜松上石田冷凍倉庫（浜松市東区）をオープンし、静岡エリアの食品関連の保管拠点として確立しながら、関東や中部地区への食材の配送拠点として扱いを拡大する。
　東名高速道路の浜松インターチェンジ（IC）の北側８００メートルの地点に立地。鉄骨平屋建ての高床式倉庫で、７２０平方メートルの冷凍庫と７６０平方メートルの冷蔵庫、常温庫及び事務所を併設する。
　水谷社長は「関東-中部の中間地点である浜松市で、浜松IC近くの利便性の高い地に冷凍・冷蔵倉庫を設けることができた。この倉庫を起点として、静岡地区の食品物流に役立てるよう業務に励みたい」と話している。