物流Weekly (2016/12/12) サンワNETS フォークリフト安全講習会 初の座学で作業行動確認 | 株式会社サンワNETS
2016年12月12日
【静岡】サンワNETSは3日、第7回フォークリフト安全講習会を実施し、各営業所から34人が参加。労災・製品事故撲滅へ向けて、全体のレベルアップを図る競技会となった。
開会のあいさつで水谷社長は、11月末までのフォークリフトに関する事故状況を説明。「車両事故が減少している中で、フォークリフト事故が増加している。事故要因は様々だが、発生場所や状況が似た傾向にある。本日の講習会で学んだことを日々の業務で生かしてもらいたい」と述べた。また、昨年から運用されている「フォークリフト荷役技能検定」について、今後の講習会で技能検定の要素を採り入れていきたいとしている。
競技会・講習会はトヨタL&F静岡の磐田営業所がサポート。リフト競技者が降車後、注意箇所を個人ごとに指導した。競技と合わせて今回、初の試みとして行われた座学での講習会では、同営業所の柴田晴好課長が講演。全国の事故事例を挙げながら、フォークリフトの特性や運転時の注意ポイントなどを解説し、荷役作業の正しい行動を確認する場となった。
競技・座学終了後には表彰式が行われ、上位入賞した山本重之氏、西澤健太氏、設楽将孝氏に水谷社長から表彰状が授与された。3人は本日表彰していただいたことを忘れず、明日からの業務に生かしていきたい」とした。
山﨑康二専務は「講習会を通して初心に帰れたと思う。基本に忠実に、安全運行・安全作業で年末に向けて頑張っていただきたい」と締めくくった。(伊藤行理)