物流Weekly(2017/12/11) 再度原点へ帰る サンワNETS フォークリフト競技会と講習会 | 株式会社サンワNETS
2017年12月14日
【静岡】サンワNETS(水谷欣志社長、袋井市)は2日、8回目となるフォークリフト競技会及び安全講習会を開催。各営業所から選抜された29人が参加し、労災・製品事故撲滅へ向けて、全体のレベルアップを図る競技会となった。
開会のあいさつで水谷社長は、11月末までのトラックやフォークリフトに関わる事故状況を説明。「48期は安全・事故撲滅を一番に掲げ、前年比50%減を目標に取り組んでもらっている。本日は競技と座学を通して、再度原点に帰っていただきたい」と述べ、併せて年末繁忙期に向け、安全運転と事故防止を呼びかけた。
競技会・講習会共に、トヨタL&F静岡の磐田営業所がサポート。同営業所の柴田晴好氏からは、県内のフォークリフト事故の推移や大会の趣旨などが説明され、「このようにフォークリフトの操作を、確認できる場があるのは貴重なこと。皆様の安全運転に貢献したい」と述べた。
リフト競技会では各選手が競技終了後、トヨタL&F静岡の磐田営業所の関係者が、気付いた点や注意箇所を個人毎に指導。改善点や重要ポイントなどをアドバイスした。また、競技と併せて実施された座学では、全国で過去に起きた事故事例を挙げながら、フォークリフトの特性や運転時の注意ポイントなどを解説。サンワNETSの安全担当者からは、社内で起きた事故事例を報告。具体的な改善方法や対策事例を示しながら、社内での情報共有確認のテストも行われ、参加者にとって改めて、荷役作業の正しい行動を確認する場となった。
競技・座学終了後に表彰式が行われ、上位入賞した選手らに、水谷社長から表彰状と目録が授与された。
開会式で横山雅訳取締役は「これからも全社一体となって事故防止に努める。非常に慌ただしくなる季節だが、安全運転で業務に当たってもらいたい」と協議会を締めくくった。