物流Weekly(2010/06/28) サンワNETS 在庫管理・受発注システム「キオスク」 | 株式会社サンワNETS
2010年6月28日
サンワNETS(水谷欣志社長、袋井市)は独自に在庫管理・受発注システム「KIOSK(キオスク)」を開発。現在は3社の顧客向けに掛川、浜松西営業所のネットワークでの運用を行っており、今後は全社的な展開も視野に入れる。
同システムは在庫管理、入出庫履歴管理、オーダー管理などのデータベースで構築。様々なケースを想定して在庫引き当て処理のフローを設計しているのが特長だという。
また、1つの顧客に特化することを前提にしたシステムではなく、汎用性を持たせているため、入出力部分を要望に応じて短期間でカスタマイズできる。顧客ごとに、在庫抽出や出荷履歴抽出など、集計や現場作業などの負荷を軽減するためのサブシステムを開発することで日常業務の改善も可能。
個別発送が前提で、専用伝票を路線での発送に使用できるため、通信販売などに適している。
同社には物流システムを構築できるスタッフがいるものの、短期間で開発するため今回は地元システム会社と共同で製作。今後は協力会社に同システムを格安で販売するか、無償で提供していく考えで、水谷社長は「当社オリジナルのシステムを新たな営業ツールにしていきたい」と話している。